転倒災害防止安全設計スタジオユウ/活動レポート

安全品質大会講演会|転倒防止(2025年9月)

安全品質大会講演会|転倒防止(2025年9月)

2025年12月26日 00:29

テーマ


転倒防止の運動実践 4つのポイント
― 今日からはじめる「10秒習慣」―



実施概要

  • 実施時期:2025年9月

  • 形式:安全品質大会 特別講演

  • 会場:東京都内

  • テーマ:転倒防止・身体機能低下への実践的対策

  • 講師:理学療法士 福田裕子(株式会社スタジオユウ)



講演の趣旨


転倒災害の背景には、
床や段差といった環境要因だけでなく、


  • 加齢にともなう身体機能の変化

  • バランス・敏捷性・下肢筋力の低下

  • 注意力など認知機能の低下


といった、人側の要因が複合的に関与しています。


本講演では、
「気をつけましょう」という注意喚起にとどまらず、


日常の中で実践できる身体づくりを通じて、
転倒リスクを下げる考え方と方法をお伝えしました。



講演でお伝えした主な内容


① 転倒につながる代表的な要因の整理

  • つまずき

  • すべり

  • 踏み外し

  • ふらつき


これらが、身体機能・認知機能の変化とどのように関係するかを解説。


② 「10秒」で行える安全行動の考え方

  • よく見る(状況認知)

  • 感じる(身体感覚)

  • 構える(姿勢調整)

  • 力を入れる(短時間の安定)

  • 脱力する(余計な緊張を抜く)


日々の行動前に取り入れやすい形で紹介しました。


③ 運動実践とセルフチェック

  • バランス機能

  • 下肢・体幹の安定性

  • 動的・静的バランス

を中心に、短時間で行える実践を体験していただきました。



講演の特徴


  • 特別な器具を使わない

  • 現場・日常生活にそのままつなげやすい

  • 「できる・できない」に気づくことで予防意識を高める


運動が目的ではなく、
安全行動につながる身体の使い方を重視した構成としています。



まとめ


転倒防止は、
「注意」や「環境整備」だけで完結するものではありません。


日々の身体の使い方を見直し、
小さな実践を積み重ねることが、
事故を防ぐ土台づくりにつながります。


本講演が、安全を支える行動習慣を

見直す一助となれば幸いです。




講演に際しまして、社員の方々がモデルとなり

登壇して実演にご協力いただきました。

ありがとうございました。

補足(公開用注記)

※ 本レポートは、

 2025年9月に実施した安全品質大会講演の内容をもとに、
  公開用として再構成しています。